麻里子さんは19歳の時、学費を稼ぐためキャバクラで仕事をしていました。日中は学校へ通い、夜は週3度ほどキャバクラで勤める麻里子さん。麻里子さんは、将来ヘアーメイクアーティストになりたいと考え、ヘアーメイクの学校に通っていたのです。麻里子さんがキャバクラで勤めたきっかけは、高校卒業と同時に親が離婚し、学費の援助を受けられない状況に陥ったためです。もともと控えめで、人前に出るのが苦手な麻里子さんは、「キャバクラは学費のため」と割り切って、勤めていました。
そんなある日、麻里子さんの人生を変える出来事が訪れます。それは後に交際をスタートさせる小山田さんとの出会いです。小山田さんは当時30歳で、実業家としても成功しており、華やかな男性でした。ただし小山田さんは結婚しており、子供が2人いたのです。麻里子さんは小山田さんに妻子がいたことを知っていたのですが、小山田さんが店に入ってきた瞬間、雷が落ちたような衝撃に襲われ「この人と結婚する」と感じたそうです。二人はすぐに意気投合、食事に行く約束をしました。こうして外で会う機会が増え、交際をスタートさせます。
そんな麻里子さんですが、なんと小山田さんの子供を妊娠してしまいます。麻里子さんはもともと生理が不順だったことから、妊娠に気がつくのが遅く、わかったのは5ヶ月目に入ってからのことでした。麻里子さんは何があっても小山田さんの子供を生みたいと思い、学校をやめ、子育てをする決意をします。こうして後に出産した麻里子さん。小山田さんは麻里子さんの家に入り浸りとなり、奥さんと協議離婚をし、麻里子さんと結婚しました。麻里子さんの両親、特に母親は父親との離婚の原因が父親の不倫だっため、麻里子さんの結婚に大反対をしており、今も連絡をとっていません。また麻里子さんの友人も「奪略婚の人とは、友達でいられない」と離れていった人もいます。そんなこともあり、麻里子さんは自分を責め続ける日々を過ごしていました。

麻里子さん「はじめまして、麻里子といいます。」

霊能者「ようこそいらっしゃいました。あなたは今、お子さんと一緒ですね？かわいらしい女の子ですね。」

麻里子さん「私の状況が見えるのですか？」

霊能者「はい、よく見えます。電話をいただいてすぐ、霊視しましたから。」

麻里子さん「そうだったんですね。」

霊能者「あなたからは、強い罪悪感が伝わってきますね」

麻里子さん「はい、実は妻子ある男性と交際していまして…。彼との子供ができ、結婚しました。世間一般に言う、奪略婚です。」

霊能者「彼との結婚によって、母親や友人らから距離を置かれていますね？あなたがすごく寂しがっている様子が伺えます。」

麻里子さん「私は彼と結ばれるべくして結ばれたと感じています。覚悟はしていましたが、母や親しい友人らの対応をはじめ、周りの対応はけっしていいものとはいえません。自分自身、前妻や子供たちに悪いことをしていると感じています。いったいどうしてこういうことになったのか、よくわからないのです。」

こう言って、麻里子さんは号泣してしまいました。

霊能者「あなたは本当に、苦しい思いをされてきましたね。彼ともっと早く出会っていたら、そして彼以外の人だったらと何度も何度も頭をよぎりましたね。あなたのことを守護霊が大変心配しています。あなたと彼は、前の世も、その前の世も夫婦だった。何度生まれ変わっても、夫婦になるべく存在なのです。前妻や母親や友人らのことで胸が痛むのはよくわかりますが、これは運命なのです。あなたたちの絆は、決して誰にも引き裂かれることがありません。守護霊があなたに、雑念にとらわれず彼と子供をしっかり守ってくださいと言っています。あなたは妻として母親として、何があっても家庭を守ることだけを考えてください。」

麻里子さん「前の世でも夫婦だったのですね。やはりそうだったのかといった印象をうけました。彼と出会った瞬間、彼と結婚するんだって感じたんです。色んな状況から彼との結婚は無理じゃないかって思ったんですが、本当に結婚することになって･･･。運命って不思議ですね。守護霊からのメッセージしかと受け止め、これからは何があっても家庭を守っていきます。ありがとうございました。」

麻里子さんは奪略愛となってしまった自分を責め続けていましたが、守護霊からのメッセージを受け、前向きに自分の運命を、つき進んでいく決意をしました。奪略愛といえば「悪いこと」といったイメージを持たれる人が多いかと思いますが、運命は巡りめぐり、なんらかのご縁にたどり着きます。特に前世との関係は深く、麻里子さんのように悩まれる方も多くみられます。 電話占い真華では、的中率がもっとも高いと評判の霊能者が霊視によって、様々な現状・未来をお伝えしております。奪略愛に悩む方も、霊能者に相談してみてくださいね。